離婚調停手続について

  当事者間で離婚の話し合いができないときや、話し合いでの解決が困難であるときには裁判所での離婚調停手続を利用して、解決を目指すこともできます。 離婚調停手続は当事者が家庭裁判所に申立てを行うことで利用できるものですが、あくまでも話し合いでの解決を目指すものです。   申立について 申立ては、基本的には相手の住所地を管轄する家庭裁判所になります。 管轄裁判所が分からない場...

面会交流について取り決めておくべきこと

お子様がおられる夫婦間で離婚するにあたっては、面会交流についても取り決めを行っておく必要があります。 取り決めといっても、「どのような事項について、どの程度取り決めを行っておくべきなのだろうか。」と迷われる方も多いのではないでしょうか。 基本的には、相手方との関係がそれほど悪くない(連絡を取り合うことがそれほど苦ではない)場合には、大まかな取り決めをすれば足りますが、関係が悪化した状況(なるべく連絡を取り合いたくな...

調停期日について

  調停期日当日の流れ   当日の調停の流れとしては、申立人と相手方が交代で部屋に入り、15分から30分程度ずつ、調停委員に話をします。   調停期日前に主張をまとめた書面や証拠を提出している場合には、提出済みの書面に沿って話が進み、調停委員からの質問に対しては、代理人が答える事が多いですが、細かい事実関係については、本人に確認される事もあります。  ...

初めての法律相談

初めての法律相談 新規のご相談についてお電話をいただく際、 「事前になにか準備が必要ですか。」との質問がとても多いです。 裁判所からの通知書を受け取っている場合や、 既に調停を申し立てている、 相手方と何らかのやりとりが残っている場合、 などは、すべて資料としてご持参していただくよう、お願いしております。   ご相談内容によっては、不動産の全部事項証明書や、...

離婚後の氏と戸籍について

離婚について合意できたあと、離婚届を提出する前に離婚後の氏と戸籍をどうするか考えておく必要があります。 氏について 離婚後、婚姻により、改姓していた場合(苗字を変えていた場合)、婚姻する前の氏に戻ります。 離婚後も婚姻時の氏を名乗りたい場合(婚氏続称と言います)は、離婚してから3カ月以内であれば、届出のみで足ります。 (離婚届の提出とは別に届出を行います)   一旦は、婚姻前の氏を...

   

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