初めての法律相談
初めての法律相談
新規のご相談についてお電話をいただく際、
「事前になにか準備が必要ですか。」との質問がとても多いです。
裁判所からの通知書を受け取っている場合や、
既に調停を申し立てている、
相手方と何らかのやりとりが残っている場合、
などは、すべて資料としてご持参していただくよう、お願いしております。
ご相談内容によっては、不動産の全部事項証明書や、特定の資料のご持参をお願いする場合もございます。
また、録音、録画したデータをお持ちの場合には、必要に応じて、ご相談時に内容を確認させていただく場合もございますので、再生可能な機器とデータをお持ちください。
詳しくは、お電話等でご相談のご予約を承る際に、ご説明させていただいております。
その他、弁護士へ必ず伝えたいことや、聞きたいことがあれば、それらを箇条書きにしたメモなどを基にお話しいただくと有効な相談となります。
また、当事務所では、日本弁護士連合会の規程に基づき、
初回のご相談時にはご本人確認のため、公的証明書の提示をお願いしております。
ご協力くださいますようお願い致します。
法律相談とは
法律相談では、まず事実関係の確認をさせていただき、その後、法的な観点からどのような解決方法があるのか、アドバイスをさせていただきます。
相談の時間は通常30分から1時間程度ですが、事実関係の確認に時間がかかってしまうと、肝心な解決策についてのご説明の時間がなくなってしまいます。
弁護士は裁判期日等の為、外出も多く、相談が予定より長引いてしまう場合は、後の予定によっては、途中で終了せざるを得ません。
できるだけお約束の時間内で有効なお話ができるよう、
資料をご持参いただき、今までの経緯や、質問事項を簡単にでもまとめたものがあると、とてもスムーズに進みます。
相談中について
相談の間は「すべての事柄について、細かく話をしなければいけない」と気負うことなく、お話しください。
事実関係をお聞きする中で、さらに聞き取りが必要な部分については、弁護士がその都度、質問させていただきます。
そして、弁護士からの回答については、ご自身でメモ等で残すことをお勧めします。
事案によっては、弁護士から、交渉相手に送付すべき書面の内容を具体的にアドバイスする場合もございます。
「聞いたけど忘れてしまった。」
「あれも聞いておけばよかった。」
「聞いたけど、よく考えたら分からない。」
等は、相談後に意外と多い問い合わせです。
すぐに対応できない事も多い為、相談中に得た情報はきちんと記録しておきましょう。
当事務所では、相談時の録音・録画等での記録はお断りしておりますので、予めご了承ください。
債務関係のご相談時にお願いしている資料
債務関係のご相談の際には、
請求書等の借入先のわかるもの
債権者についての情報
借入開始時期、金額
現在の月々の返済額
等の資料がある場合はご持参をお願いしております。
資料がない場合は、メモ書きでも構いませんので、作成してきていただけると助かります。
相続関係のご相談時にお願いしている資料
相続関係のご相談の際には、
亡くなった方のお名前・生年月日・死亡日の資料
相続関係図(ご相談者様との関係がかわるもの。簡単なもので結構です)
は必ず確認させていただきます。
相続のご相談の場合は、ご予約の際に個別の案件ごとにご案内させていただきます。
弁護士からのお願い
ご相談の中では、なるべく専門用語は避け、わかりやすく説明することを心がけておりますが、
わからない部分があった場合には、遠慮せずに「わかりません」とお伝えください。
ご相談の時間が有意義なものとなるように、疑問点については、納得できるまで、ご質問ください。
また、言いにくい事柄や、ご自身にとって不利なってしまう事実についても、きちんとお話いただく事が大切です。
明らかにご相談の内容に関連しないことについてまでお話しいただく必要はありませんが、不利になってしまうような事実は、アドバイスの内容に大きく影響を与える可能性が高いです。
ご相談の内容に関連しているのかわからない場合でも、お話しいただけましたら、必要な場合にのみ、詳細についてお尋ねします。
弁護士には守秘義務があり、相談の中でお聞きした内容を外部に漏らすことは絶対にありませんので、ご安心ください。
代理でのご相談について
当事務所では、事実関係を正確に把握するため、また、事案に応じた適切なアドバイスをするためにも
代理の方からのみのご相談は基本的にお断りしております。
一人で相談に来られることに不安を感じられる場合には、ご家族やお友達に同席していただくことも可能ですので、
ご予約の際にお知らせください。
お子様連れでもご安心ください
小さなお子様とご一緒でも、お気軽にご相談にお越しください。
ご自由にご利用いただける絵本やおもちゃをご用意しておりますが、お子様のお気に入りのおもちゃ等があればお持ちいただいた方がよいと思います。
他の弁護士に依頼中の事件について
「現在、他の弁護士にお願いしているが、相談にのってもらえますか。」
とのお問い合わせをいただくことがございます。
他の弁護士に依頼してらっしゃる案件については、基本的にはご相談をお断りさせていただいておりますが、何かご事情がお有りの場合は、ご予約時にお伝えください。
ご相談をお受けできるか検討させていただきます。
他の弁護士に依頼しておられない場合には、複数の弁護士へ複数回ご相談してらっしゃる場合でも、当事務所にご相談いただくことが可能です。
同じ事案でも、弁護士によってアドバイスの内容が異なる場合がございます。
これは、弁護士によって異なる事案を経験していたり、考え方の違いによるものであることが多いと思われます。
「前に相談していた弁護士と回答が違う。」
等、アドバイスの内容が他の弁護士のアドバイスと異なる場合には、その点についてもご質問ください。
アドバイスの内容が異なる理由についても可能な限りご説明いたします。
2回目以降のご相談
初回のご相談時にアドバイスした内容を基にご自身で対応した後、
次にどうすればよいかわからない
などの場合には、再度ご相談ください。
事案によっては、うまく法律相談を活用してご自身で解決可能な事案もございます。
初回の相談からの記録は保管しておりますので、再度ご相談をご希望の方は、お電話又はメールでその旨お伝えください。