交通事故(控訴審で判断が覆った事例) |筧法律事務所|明石・篠山で40年以上の弁護士実績

交通事故(控訴審で判断が覆った事例)

  • 性別:女性
  • 依頼者情報:40代
相談前

事故の内容

依頼者は40代の女性です。

駐車場内の駐車枠に駐車するため後退を開始したところ、向かいの駐車枠に駐車していた相手車両が突然駐車枠から出てきたため車両同士が接触した事例。

当事者間での解決が難しいと、ご相談に来られました。

相談後

事故態様、過失割合が争点となり、訴訟外での合意が困難であるように見受けられたため、早期に訴訟を提起しました。

1審の簡易裁判所では、相手車両は停止していたと認定され、「相手車両には過失がない」として請求が全く認められませ

んでした。

尋問での相手の不自然な供述を前提に事実認定したものであり、不当な判決であったと思います。

依頼者の方と打ち合わせを重ねたうえですぐに控訴しました。

2審の地方裁判所では、1審の尋問における相手供述の不自然さ等に言及し、

過失割合を

当方:相手=20:80

と認定され、1審の判決が大きく覆されました。

弁護士からのコメント

事故態様について争いのある事案では、訴訟外での解決を図ることが困難であることが多いです。

そのような場合には早期に訴訟提起を検討することにより、結果的に早期に紛争を解決できることも多いと思われます。

事故態様自体が争いになってお困りの場合は、早期に弁護士にご相談されることをお勧めします。

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